【こどもとおでかけ】1度は泊まりたい「白樺リゾート」のおすすめ点と注意点

こんにちわ烏龍茶です。

美しい自然に出会える信州。烏龍茶の住む浜松から、比較的アクセスのしやすい信州には、子どもが生まれてからよく遊びに行くようになりました。

なかでも、幾度となくお世話になっているのが「しぃらかばぁ~っリゾぉ~トぉ~っ、池の平・ホッ・テッ・ル~♪」のCMソングでもおなじみの「白樺リゾート」。

今回の記事では、赤ちゃん連れ・子連れにも嬉しいポイント満載の「白樺リゾート」について書きたいと思います。

次回の旅の候補として、参考になれば幸いです。

 

白樺リゾートとは?

白樺リゾートは、長野県茅野市の白樺湖にたたずむ総合リゾート施設。白樺リゾートグループには、ホテルなどの宿泊施設のほか、遊園地、スキー場、美術館などがあります。

ホテルの周辺だけでも、これだけ多くの施設で遊ぶことができれば、移動も楽チン♪何かあれば、すぐにホテルに戻ってこられるのも子連れ旅行には嬉しいポイントです。

宿泊プランによっては、これらの施設がお安く利用できるチケットがついてくる場合もあるので、目的に応じてじっくりプランを見比べてみるといいですよ。

◆楽天トラベルでプランを探す→白樺リゾート 池の平ホテル

 

白樺湖から少し足を伸ばせば、美ヶ原や八ヶ岳といった、信州の素晴らしい景色に出会えるスポットが数多く点在しており、行き帰りに立ち寄る場所に事欠きません。

季節によってもさまざまな過ごし方ができるのは複合型総合リゾートの強み。それでも、より楽しく、より快適に過ごすためには、いくつか注意すべきポイントがあるのも事実。今回の記事では、そんなポイントも含めて紹介したいと思います。

 

子連れに優しいポイント

白樺リゾートの中核にもなる「白樺リゾート池の平ホテル」は、ミキハウス子育て総研による「ウェルカムベビーのお宿」の認定を受けています。

「ウェルカムベビーのお宿」は、設備などのハード面、接客やサービスメニューなどのソフト面から、100項目にわたる認定基準で審査され(70項目以上満たせば認定)、赤ちゃん・子ども連れでも安心して宿泊できるとお墨付きを得ていると言えます。

白樺リゾートのある長野県では、2019年9月現在、7つの宿泊施設が認定を受けています。

 

実際には、どのような嬉しいポイントがあるのでしょうか。

 

ベビーコンシェルジュがいるお宿

ベビーコンシェルジュ?なんだそれは。

と思いますよね。そうそう、最近「コンシェルジュ」って言葉、あちこちで耳にしますよね。憧れのタワマンには常駐のコンシェルジュさんがいて、クリーニング手配だったり宅配便の受け取りをしてくれたり、なんて。

このコンシェルジュ、ホテルのような宿泊施設でいえば、宿泊客のさまざまな要望や相談に応じてきめ細やかなサービスを提供してくれるスタッフのこと

 

白樺リゾート池の平ホテルには、パパやママの気持ちに寄り添った対応ができるように、ベビーコンシェルジュの育成研修を受講したスタッフがいるんです。子連れ旅行では、突然お熱が出たり、お世話に必要なモノを忘れたりと、想定していなかった事が起こりがち。「どうしたらいいんだろう?」という時に、安心して相談できるスタッフがいるのは心強いですね。

 

ちなみに前回宿泊した時には、1日目の晩から子どもが高熱を出してしまい…。結局、翌日早々に帰宅することになったのですが、夜中にもかかわらず、体温計や氷のう枕などをすばやく用意していただき、本当に助かりました。

 

翌日も、ホテル近くの病院を受診してから帰宅するか、自宅に戻ってから病院に行くか散々悩んだのですが、なんせ他県ですと緊急医や夜間救急の情報がわからず…。ネットで調べられるじゃないか、そう思いますよね。そう!私も思ったんです。

ところが、旅先では土地勘がないのでホテルからの距離や位置を調べるのが意外に大変。スタッフの方から「この病院は日常的にもかなり混んでるので、相当の待ち時間を覚悟した方がいい」など、地元ならではのリアルな情報がありがたかったです。

 

ベビー用品のレンタル・販売が充実!

赤ちゃん連れ・子連れの旅行はとにかく荷物が多くなりがち。

このご時世、旅先で「あ!忘れた!!」なんてモノがあっても、近くのコンビニやドラッグストアで買えばいっか、となります。ところが、赤ちゃん用品となると、そうもいかないもので…。

「意外に涼しいかもしれない」「汗でたくさん着替えるかも」「水遊びで靴まで濡れちゃったらどうしよう」。こうして、どんどん荷物がふくれあがること、ふくれあがること。そりゃ旦那さんからも「え、何泊するの?」って言われるボリュームにしあがるわけです。ええ、そうですとも。

 

 

白樺リゾート池の平ホテルには、おむつやおしりふきといったの衛生消耗品に加えて、離乳食や使い捨ての哺乳瓶、調乳器、赤ちゃん用のお菓子など、赤ちゃんの食事に欠かせない物まで揃っています。

もちろん、ドラッグストアや量販店で購入した方が割安なのは確かですが、荷物をコンパクトに仕上げるにも、万が一の忘れ物に対しても、ホテルで無料貸出や販売があれば「助かる」の一言。


※2019年6月現在の販売品リスト

 

そして、なんと。これらのレンタル&販売だけでなく…

「赤ちゃんプラン」で宿泊した場合には、おむつやおしりふき、粉ミルクなどのベビー用品をプレゼントしてもらえるのです(2019年9月現在)。滞在している間に使い切ってしまっても、追加でプレゼントしてもらえるので、荷物を大幅に少なくできそうですね。

◆白樺リゾート池の平ホテル公式サイトで「赤ちゃんプラン」をチェック→こちら

 

 

ご飯に悩まない充実ビュッフェ

白樺リゾート池の平ホテルのお食事といえば、充実のビュッフェスタイル。約70種のお料理が楽しめるので、好き嫌いがあったり、旅先ではなかなか食が進まなくて…というお子さんでも、何かしら食べてくれるものがあるのではないでしょうか。

食べるものでイライラしない、迷わなくていいというのは本当にありがたい。

 

麺類があれば、なんとかなる我が子。

 

離乳食も充実

離乳食期の赤ちゃんには、専用コーナーに種類豊富な離乳食が用意されています。の画像は公式サイトからお借りしたものですが、このような瓶詰めタイプの離乳食は、烏龍家の子ども達も赤ちゃん期にとてもお世話になりました。

このような市販のレトルトタイプの離乳食は、おでかけの際には本当に便利なわけですが、なんせ、どの程度消費するか読めない…

しかも市販の離乳食って、子どもの食いつきがいいんですよね…。赤ちゃんの好む味付けを長年研究されているからでしょうか。瓶詰めタイプのものだと、軽く2つはペロリだった我が子からすると、子どもの食べる様子でもう1瓶あけるか、ビュッフェメニューで赤ちゃんでも食べられるものを探すかなど、選択肢に広がりを持たせられる点も助かります。

画像出典元:白樺リゾート池の平ホテル公式サイト

 

アツアツのお料理がその場で

お寿司や天ぷら、ステーキなどは、その場で握ったり揚げたり焼いたりと温かなお料理が楽しめます。

2019年に訪問した時には、カレーのナンをその場で焼いてくれる実演調理もあって驚きました。以前からあったかしら?アツアツの焼き立てのナンにちょこっとカレーをつけて…正直、何枚でもいける美味しさでした。

 

 

蟹の食べ放題

そして、蟹の食べ放題。
【注】2019年9月~11月までは蟹食べ放題が提供されず、別途単品メニューとしての提供になるようです。

蟹のお味がイマイチかな…と思う年もあったのですが、その後訪問した際は、「あれ?こんなに美味しかったっけ」と思うほど、しっかりした濃い蟹の旨味を感じる料理を楽しむことができました。

大人も子供も大満足!蟹のお味は、発育状況や豊漁・不漁などにも左右されるのかな?当たり年だといいですね!

 

家族みんなで楽しめる大露天風呂

白樺リゾート池の平ホテルが、家族旅行におすすめの理由として、これを忘れてはなりません。大露天風呂の存在です。

水着着用の男女混浴のお風呂のため、パパもママも、じいじもばあばも、みーんな一緒に入れます

画像はイメージです。

 

例えば、子ども全員が「ママと一緒じゃなきゃヤダ~」なんてこと、よくあることだと思うのですが、実際1人で子どもを複数人お風呂に入れるのって大変ですよね。自分自身も着替えだったり、体を洗ったりの作業があるのに、子どもが走ってないか?お風呂で泳いでないか?溺れてないか?常時目を光らせていなければなりません。せっかくの温泉なのに、気も体も休まらず、カラスの行水の如く、なんてことも。

一方、1人になったパパ。ゆっくりゆったり旅の疲れを癒す素敵な時間♪ただ、家族旅行の時、いつもお風呂が1人だとしたら、ちょっと寂しく感じる時もあるかもしれません。

白樺リゾート池の平ホテルの大露天風呂なら、「お風呂の中でまた会おう!」と、ママ派の子どもをパパに連れて行ってもらいやすいので、ママも大助かり。

 

もちろんそれだけでなく、家族みんなでお風呂タイムを過ごすなんてあまりない機会なので、烏龍家では毎回お風呂タイムをとても楽しみにしています。

 

子連れ予約時の注意ポイント

良いとこづくしの白樺リゾートですが、子連れ旅行ならではの注意ポイントも。宿泊プランを検討する際に、参考にしてみてください。

 

立地ゆえの「段差」に注意

白樺リゾートは、国定公園内の自然を生かした立地ゆえに、館内には段差がそこかしこに見られます。

宿泊する棟や部屋の位置によっては、お風呂やビュッフェ会場までの移動が不便な場合があります。

 

少しの段差やちょっとした移動が、お泊り旅行という興奮要素も加わって冒険心をくすぐるのでしょうか。子どもは楽しそうで大いに結構なわけですが、足腰が弱ったじいじばあば世代と一緒に行く場合には配慮したいところです。

 

エスカレーターは一方通行の時も!

館内の移動には、エスカレーターやエレベーターを利用することになります。

一部のエスカレーターは、昇り降りどちらかの一方通行になるため、時間帯や行先によっては階段を利用することになります。エスカレーター近くに設置された電話でスタッフの方に連絡すれば、昇り降りの方向を変更してくれるようなので、どうしても階段での移動が難しい場合はお願いしてみては。

 

荷物を運ぶ時は…

子ども連れの旅行は荷物が多くなりがち。ホテルスタッフが部屋まで荷物を運んでくれるホテルもありますが、白樺リゾート池の平ホテルは、基本的に部屋までの荷物移動は自分達で行うことになります。

 

そこで使いたくなるのが荷物専用カート。

ところが、この荷物カートも、広大な白樺リゾートでは使う場所を間違えるとホトホト困ったことに。

 

フロントからアネックス館までは、基本エスカレーターまたは階段で移動することになります。チャックイン後、さぁお部屋に向かいましょうと、フロントで荷物をカートに積んで出発しても、エスカレーター前で下ろすはめになるようです。
お部屋まで荷物を運ぶ際は、エスカレーターまでは自力で頑張り、その先の移動に荷物カートを利用するのが良さそうですよ。

フロントから東館までの移動は、エスカレーター(遊歩道)を利用します。このエスカレーター。荷物カートは乗るものの、幅が狭いために、せっかくカートに載せた荷物を積み直すことにも。
最初からカートの幅に収まるように荷物を積むのがポイントですよ。

 

車椅子やベビーカーは…

そんなわけで、宿泊棟によっては館内の移動は、ベビーカーよりも抱っこヒモの方が楽かもチェックイン時に、ベビーカーで移動する場合にはどこのルートを通るのがベストなのか教えてもらうと、移動ストレスが軽減するかもしれません。

ちなみに、烏龍家の子ども達はすでにベビーカーは卒業している年齢なのですが、前回、高熱で自力歩行が出来なくなった時に、車椅子をお借りすることになりました。いざ、子どもを乗せてフロントに進み始めると、エスカレーターという難所を目の前に歩みが止まる…。そう、車椅子をたたんだ状態なら、難なくエスカレーターで移動できるのですが、いざ人を乗せた状態だと乗らない…。

 

「行きはよいよい、帰りは怖い~」

このフレーズが頭に浮かびましたよ。

 

結局、ぐったりな子どもは抱きかかえて階段、車椅子はたたんでエスカレーター。子どもはまだ抱っこができますが、高齢者の場合は一段とハードルが上がると思われますので予約時に事情をよく説明して宿泊棟を選ぶといいですね。

 

どの宿泊棟がベストなのか?

白樺リゾート池の平ホテルには、「本館」「東館」「アネックス館」の3つの宿泊棟があります。宿泊棟にはそれぞれ特徴があるので、どこがベストかは、家族構成やどのように過ごしたいかによっても変わってきます。

 

本館

お風呂やビュッフェ会場にも最もアクセスがしやすいのが、フロントのある本館。旅の行動の基準点にもなる場所で、情報も集めやすく、ホテルの外にもすぐに出られます。

ただ、リニューアルも後回しなのか?ロビーも含めて、全体的に昭和レトロな雰囲気が醸し出されています。それが、白樺リゾートの味わいにもなっていますけどね♪

出典元:白樺リゾート池の平ホテル 施設マップ「本館」

 

東館

お風呂やビュッフェ会場にも比較的近いのが東館。

フロントからは、階段やエスカレーター(遊歩道)で移動します。これが、まあまあの距離。歩くのが好きな子どもであれば、ホテルの中を探検する気分でどんどん先に行ってくれちゃいますが、日頃から「抱っこ~」が多いお子さんだと、荷物を持ちながらの移動がちょっと大変かもしれません。

 

2018年12月にリニューアルされた1・2階のお部屋は、小さな子ども連れにもピッタリな畳敷きの和モダンルーム。2019年には創業65周年を迎える白樺リゾート池の平ホテル。さまざまな挑戦で集客を図ってきた有名ホテルも、経年による老朽化はどうしてもぬぐえませんが、リニューアルされたお部屋をセレクトすれば、そんな心配も緩和されますよ。

2019年12月には、1・2階に続いて、3・4階のお部屋も改装予定。これで東館の全室が、禁煙&バリアフリーの和モダンルームに。2020年の雪遊びからは、迷わず東館か

出典元:白樺リゾート池の平ホテル 施設マップ「東館」

 

アネックス館

カジュアルな洋室メインの別棟がアネックス館。最上階7階の全21室は、畳敷き和風モダンの「和(なごみ)ルーム」に改装されており、くつろぎの時間を過ごすことができます。床暖房も備えた畳敷きの和(なごみ)ルームは、赤ちゃん連れにもおすすめされています。

ただ、アネックス館は、お風呂やビュッフェ会場までの道のりが遠いのは注意したいところ。フロント経由の移動は、幅狭のエスカレーターしかなくベビーカーでの移動は難儀。エレベーターを乗り継いでいく手段もあるみたいなので、フロントでよく確認されると移動ストレスが軽減されるかもしれません。

 

出典元:白樺リゾート池の平ホテル 施設マップ「アネックス館」

 

また、アネックス館は白樺湖を見渡せる眺望がポイント高し。ただ、白樺湖が望めるのはあくまで湖側の部屋。リーズナブルな宿泊プランでは、山側の部屋が指定になっているかもしれません。宿泊予約の際に、よくチェックしてみてくださいね。

子どもが大好きなプリキュアや戦隊モノのキャラクターに囲まれてお泊りできるお部屋も、アネックス館に用意されています(季節によって本館の場合も)。

 


いかがでしたか。

今回の記事では、白樺リゾート池の平ホテルのおすすめ点や、あらかじめ押さえておきたい注意ポイントについて紹介しました。

トラベルサイトによっては、辛口の口コミをみることがありますが、小学校低学年くらいまでのファミリー旅行では、満足度の高い滞在ができるんじゃないかなと個人的には思います。

ステキな旅行の一助になれば幸いです。