【お花見】子どもと一緒に♪浜松の定番お花見スポットをご紹介

こんにちわ烏龍茶です。

桜の季節ですね!入学式に散っていたらちょっと淋しいけれど、やっぱり開花は待ち遠しいもの。今日は、浜松でお花見するならココ!という定番スポットをあらためてご紹介したいと思います。

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浜松城公園(浜松市中区)

浜松城公園
画像参照元:浜松城公園公式サイト

浜松市役所や浜松市美術館に隣接し、自然豊かな緑に囲まれた浜松城公園。

徳川家康が17年間を過ごした別名「出世城」とも呼ばれる浜松城を囲む敷地には、芝生広場や日本庭園が広がります。

そんな芝生広場や日本庭園がある場所は、以前、動物園や競泳用プールだったことはご存知でしょうか。動物園の移転が1983年(昭和58年)。烏龍茶はすでに生誕後ですが、うっすらそんな記憶もあるようなないような。

2018年には、園内の美しい自然に溶け込んだお洒落なスターバックスが登場し、浜松市としては画期的な試みと驚いたものです。

スターバックス浜松城公園店

スターバックス浜松城公園店

 

スターバックスは無料駐車場からすぐの場所にあり、店内からはせせらぎ池が見渡せ、鴨が気持ちよさそうにくつろいでいる様子が見られますよ。

 

そんな浜松市民の憩いの場として親しまれる浜松城公園は、定番のお花見スポットとしても有名で、毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催されるさくらまつりには多くの花見客が訪れ、園内は春の賑わいを見せます。

浜松城公園さくらまつり

桜で有名なのが天守閣の周りで、さくらまつりの期間中は桜のライトアップとともに園内にぼんぼりが灯り、夜桜を楽しむことができます。

浜松城公園ぼんぼり園内至るところにピンクの可愛いぼんぼりが。

 

 

 

この期間だけは宴会OK!

新入社員の歓迎会にも使われることが多い浜松城公園の夜のお花見ですが、天守閣の周りをはじめ園内は坂道や石段がとても多いです。つい酔っ払って転倒なんてことにならないように注意したいですね。

さくらまつり概要

お花:ソメイヨシノを中心に約340本
期間:2019年3月21日(木)~4月7日(日)※終了
駐車場:あり、無料
(浜松城公園駐車場は21:30以降出場不可)
浜松城公園さくらまつり

中央芝生広場の時計台近くには屋台も。お値段は一般的な屋台価格。

園内マップ

浜松城公園園内マップ

浜松城公園は、ホテルコンコルド浜松との間の道路を挟んで、北側エリアと南側エリアに分かれます。浜松城天守閣や浜松市美術館のあるエリアが南側エリア。上記園内マップでは左部分に位置する場所です。

天守閣付近

お花見スポットとしてまずあがるのが天守閣の周辺。本丸や家康像の付近でお花見する場合は、素晴らしい石垣に桜の花びらが映える景色が楽しめます。

天守閣付近には歴代浜松城主の家紋が施されたトイレ(厠)あり。つい飲み過ぎてトイレが近くなっても安心です。石段や坂道に注意してくださいね。

家紋トイレ

家紋トイレ

◆2019年3月27日撮影
家康像

浜松城天守閣
蕾はまだ固め。週末には咲き始めるか。

◆2019年4月8日
浜松城公園
ようやく満開!

中央芝生広場

浜松城公園内は起伏が激しく、レジャーシートを広げてお花見する場合には場所を選ぶ必要があります。

平らな敷地が広めのスポットは、中央芝生広場、展望広場でしょうか。石舞台や伊作の森にも桜の木を楽しめる広場がありますが、やや土地に傾斜があるので、ずっと座ってツラくないポジションを探ってみるといいかもしれません。

◆2019年3月27日撮影
浜松城公園中央芝生広場
まだまだって感じですね。

浜松城公園
時計台近くの桜の木は1分咲きほど。

展望広場

中央芝生広場から坂道や石段をひいこら登って辿り着く広場。夜桜を楽しむ場合には足元に注意してくださいね。展望広場という名だけあって、眺めは…どうでしょう。天守閣は近くに感じますよ。

ほぼほぼ平らな土地が広がる空間なので、レジャーシートを敷いてのんびりお花見できる場所だと思います。

浜松城公園展望広場

展望広場近くにはトイレもあるので安心です。

浜松城公園展望広場

◆2019年3月27日撮影
浜松城公園展望広場
浜松城公園展望広場
うーん、1分咲きにみられる桜の木もありますが、まだまだな印象。

石舞台

中央芝生広場からやや西に登った広場。土地は傾斜あり。特徴的な大きな石と、石の壁画が面白いです。

浜松城公園石舞台

◆2019年3月27日撮影
浜松城公園石舞台
ちらりと咲いている木もありますが、淋しい印象。枝垂れ桜も咲いた頃に行きたいですね。

作佐の森

浜松中部学園側に位置する、さまざまな樹木の楽しめる場所です。ところどころ広場になっているのでお花見も出来ますよ。

浜松城公園作佐の森

◆2019年3月27日撮影
浜松城公園作佐の森
桜の花はまだまだですがスイセンの花が綺麗でした。

日本庭園

深山(みやま)式回遊型の庭園の散策が楽しめる浜松城公園。日本庭園内は、宴会禁止なのでご注意を。日本庭園は秋の紅葉も素晴らしいですが、春には枝垂れ桜が綺麗です。

浜松城公園日本庭園

浜松城公園日本庭園

◆2019年3月27日撮影
浜松城公園日本庭園
園内のソメイヨシノよりも、日本庭園の枝垂れ桜が一番早い開花状況のように感じました。池に桜が優しく反射して美しいですね。

 

子供広場(北側エリア)

ここまで足を伸ばす人は少ないかもしれません。ホテルコンコルド浜松より西側に歩いたところにある広場です。冒険広場、児童プールよりも奥ですね。

広場をぐるりと枝垂れ桜(だと思います…)が楽しめます。広場も土地が平らなのでレジャーシートを広げてのんびりお花見が楽しめそうですよ。

浜松城公園子ども広場

◆2019年3月27日撮影
浜松城公園子ども広場
ほぼ開花見られず。

 

子どもと楽しむ

夜のお花見は、桜にもお酒にも酔いしれる大人が多いので(笑)、子どもと楽しむにはやはり日中の公園でしょうか。

南側エリア(散策&広場遊び)

お花見スポットとなっている浜松城公園の南側エリアは、子どもが遊べる遊具が少ないんですよね(中央芝生公園のブランコくらい)。

ただ、豊かな自然に囲まれた起伏のある園内は、子どもも大好きな散策にもってこい!まずは桜を楽しみながら、園内の探検に繰り出してみてはいかがでしょう。桜以外にも、さまざまな樹木、草花に出会えますよ。

浜松城公園

園内散策

レジャーシートを広げるにも最適な中央芝生公園では、普段はボール遊びを楽しむ親子の姿も見られます。公園管理棟でバトミントンやフリスビー、なわとびの無料貸出が行われているので、ボールを持って来なかったな…なんて時にも遊べるのが嬉しいですよね。

 

中央芝生公園付近の木々にはタイワンリスも数多く生息していて、散策している間にも結構お目にかかります。実はこのタイワンリス、一説では、浜松城公園に動物園があった時代に逃げ出したものが野生化して棲みついたとも言われているようです。

タイワンリス

その愛らしい姿に子どもも大喜び!…なのですが、タイワンリスは特定外来生物に指定されており、2019年2月には生態系や農産物等への被害拡大が懸念されるということで市民協働での駆除が始まりました(勝手に駆除してはいけません。市の講習会に参加する等の要件があります)。

タイワンリス

最近では、特定外来生物を駆除する様子を放映するテレビ番組もありますが、子どもと一緒に環境問題について考えるきっかけにもなるかもしれませんね。

北側エリア(アスレチック!)

浜松城公園の南側エリアとは対照的に、文化的な色合いの濃い北側エリア(ホテルコンコルド浜松西側)には、子どもの大好きな遊具がいっぱい!

「冒険広場」には、本格的な9種類の木製アスレチックがあり、大きめのお子さんから小さなお子さんまで幅広く楽しめます(小学生以上が対象なので、小さなお子さんは保護者が付き添いで遊んでくださいね)。お花見の前に立ち寄って、お腹を空かせるのもアリですね!

浜松城公園冒険広場

浜松城公園冒険広場

 

 


佐鳴湖公園(浜松市中区)

佐鳴湖公園
画像参照元:佐鳴湖公園公式サイト

佐鳴湖湖畔に映える桜のトンネルが美しい佐鳴湖公園。

園内には湖岸をぐるりと巡るウォーキングコースが整備されているほか、野鳥観察スポット、里山保全エリアがあり、四季折々さまざまな景色を楽しむことができます。浜松市街より車で約20分に位置する水と緑の憩いのスポットです。

 

佐鳴湖公園さくらまつり

佐鳴湖公園では広い園内に数多くの桜が咲きますが、園内随一のお花見スポットとして有名なのは公園北側、西岸サンクンガーデンから続く遊戯広場(お花見広場)からペーブ広場につながるエリアです。

佐鳴湖公園園内マップ
画像参照元:佐鳴湖公園公式サイト

混雑を避けてお花見をするなら、湖岸の桜も狙い目。園内の至るところで桜を楽しめますが、場所によって開花状況もバラつきがあるので、公式サイトの桜の開花状況も参考にチョイスしてみてもよさそうですね。

ひょうたん池駐車場から漕艇場近くなどの西岸の湖岸沿いのほか、東岸にも桜通りがあり、そちらでもレジャーシートを広げて楽しむことができそうですよ。

ソメイヨシノ

 

さくらまつり概要

お花:ソメイヨシノ、ヤマザクラ、八重桜など約700本
期間:2019年3月21日(木)~4月7日(日)※終了
駐車場:計8か所、無料、298台

お花見スポットに近い駐車場は、サンクンガーデン近くの冨塚花見台駐車場(105台)、北岸管理棟近くの北岸駐車場(50台)、冨塚方面、新川にかかる「であい橋」近くの安座であい橋南駐車場(16台)となりますが相当な混雑が予想されます。

また、さくらまつり期間中の土・日曜日(9:00-18:00)、西岸の園路は冨塚方面より入野方面に向けて一方通行になりますのでご注意ください。

子どもと楽しむ

自然を散策

佐鳴湖公園には、子どもが遊ぶ遊具は少ないです。東岸側に「子どもの遊び場」なるスペースがありますが、ブランコくらいしかなかったような…。公園北側でお花見をした場合には、ちょっと遠いですしね。

せっかく自然豊かな園内に散策路が整備されていますので、まずは浜松城公園同様に散策を楽しむべし。

佐鳴湖公園ミニ鉄道

佐鳴湖公園ミニ鉄道

ちなみに、佐鳴湖公園は無料でミニSLに乗車できることをご存知ですか。地元の乗用鉄道模型の愛好会「浜松ミニSLクラブラウンドハウス」の皆さんがボランティアで運行されているもので、富塚花見台駐車場からすぐのサンクンガーデンに佐鳴湖公園ミニ鉄道として常設されていて、3月から12月の毎月第1日曜日(4月5月は第2日曜日、2019年4月14日)に運転されていますお花見時期にも運転されていますが相当の混雑ですので、こちらは時期を外して楽しむのがいいかなぁと個人的には思います。

佐鳴湖公園ミニ鉄道

番外編

佐鳴湖公園では、3月上旬には早咲きの桜「河津桜」も楽しむことができますよ。漕艇場南の園路沿いに約60本、東岸、西岸の湖面沿いに30本ほどの河津桜が植栽されており、濃いピンクが美しく湖面を染める様子を是非見てみたいですね。


いかがでしたか。

定番スポットだからこそ、混んでるだろうなぁと避けて通ってきた方も多いのでは?今年こそ定番スポットの足を運んでみてはいかがでしょう。

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