こんにちわ烏龍茶です。令和元年として新しい時代の幕を開ける2019年5月。学校も会社も10連休だけど、まだなんの予定も立てていないわ~という方も多くいらっしゃるのでしゃないでしょうか。
小さな子どもがいる場合は、おでかけするにも体力がいるが、家にずっといるのもキツイ…。
日常生活からちょっと離れて、自然と触れ合ったり、家では出来ない体験をすることは、子どもにとっても良い経験になるだろうなぁと思うわけですが、楽しいはずのおでかけが一転、余計にストレスになって明日からの活力をより消耗してしまう、なんてことも大いにありうるわけで。
子どもも大人も「楽しかったね!また来たいね!」でおでかけを完了するために烏龍家で大事にしていることは、ズバリ「安・近・短」です。
なるべくお金をかけず、近場で、余裕のある日程で。
今回の記事では、前編に引き続き、そんな「安・近・短」を実現する、鯉のぼりを見ながら大人も子どもも一緒に楽しめる静岡県のスポットを紹介したいと思います。GWの計画に参考になれば幸いです。
★「前編」の記事はこちら★
もくじ
大井川横断鯉のぼり(島田市川根町)
日時:2019年3月16日(土)~5月19日(日)
場所:島田市川根町家山地先(家山区両現スポーツ広場)
アクセス:車で大井川沿いを北上して大井川鐡道家山駅を目指すと、右手に見えてきます。道の駅「川根温泉」より約10分。河川敷に駐車OK。鉄道の場合は、大井川鐡道「家山駅」から徒歩10分。
川の上空を泳ぐ鯉のぼり
大井川鉄道の車窓からも楽しめるこの鯉のぼりは、地元の有志でつくる団体「カワネラブズファクトリー」さんが、毎年家庭で不要になった鯉のぼりの寄付を募って飾っているものです。雄大な大井川の上空を、約500mにわたって約80匹の鯉のぼりが泳ぎます。
蒸気機関車と鯉のぼり
大井川と平行して走る大井川鐡道は、本物の機関車トーマスが走る鉄道として、いまや全国的に認知度が高いのではないでしょうか。
SL発着時刻と合えば、鉄橋を渡る蒸気機関車の雄姿と鯉のぼりを同時に写真におさめることができるため、家山地区は撮影スポットとしても人気のある場所になっています。
GW期間中はSLも増便されるため、鯉のぼりとのショットも狙いやすそう。次の時間帯を参考に訪れてみるといいですよ。
【注】時刻表は改正される場合もあります。また、GW以外は運転日が異なりますので大井川鐡道公式サイトで必ずご確認をお願いします。
【注】GW期間中は機関車トーマスの運行はありません。
◆GW期間中 家山駅到着時刻◆
下り線:11:06 12:20
おすすめ 11時00分前後、12時15分前後
上り線:14:54 15:37
おすすめ 14時45分前後、15時30分前後
重厚感のある蒸気機関車の車体。
蒸気機関車はあっという間に通り過ぎていくので、なるべく視界が開けていて線路を長い距離見ることのできる場所を探すのがコツでしょうか。姿を現す前から、ポッポーと汽笛が響き渡るので、お?そろそろか??と思いながらも、いざシュッシュッシュッシュッと姿が見えると焦ってしまい、素人にはなかなか撮影が難しい(つまり、烏龍者撮影は失敗したため掲載できず…)。
鯉のぼりがちょうど風で泳いでいること、蒸気機関車との距離感、撮影時にこどもがぐずっていないこと(これ重要)、などなど諸条件をクリアすることは至難の業ですが、良いショットが撮れる日を願ってまた訪問したいと思います!
近隣スポット
川根温泉ふれあいの泉
家山駅から車で10分ほどのところにある日帰り温泉施設です。露天風呂に浸かりながら蒸気機関車を見ることができるという、全国的にも稀有な温泉!道の駅に併設され、地場産の新鮮野菜やお土産類も豊富にそろっているので、ついでに覗いてみると楽しいですよ。
露天風呂&プール
温泉は、静岡県内でもトップクラスを誇る川根温泉の源泉かけ流し。露天風呂のほか、プール施設もあり。夏季には屋外プールも利用できますよ。屋外プールからは、露天風呂よりも近い距離で蒸気機関車を見ることができます。
蒸気機関車が見られる時間帯は、公式サイトでは、12時30分、15時30分と案内がありますが、GW期間中は増便されるので選択肢が少し広がります。前述の家山駅到着時間を参考にしてくださいね。
↑イメージ画像です。
ちなみに、烏龍家では、子どものプールデビューも兼ねてプールを利用したことがあるのですが、大きなプールは水深が120cmとやや深め。小学生低学年以下は潜ってしまいますね。幼児には体に装着する浮き補助具をつけることになっていますが、浮き輪の持ち込みができないので年齢によっては親がずっと抱っこ状態です。
幼児が利用できるプールエリアは、川根温泉ふれあいの泉公式サイトに詳しく案内があります。プールデビューを考える場合は、利用案内を含めてよく確認されるとよいですよ。
◆川根温泉ふれあいの泉公式サイトはこちら
蒸気機関車を間近で見るためには屋外プールに出る必要がありますが、風の強い日には寒さで震えます。しばらく熱めの温水プールから出られませんが、子どもは蒸気機関車に興奮して寒さを忘れているようでした。
混雑を避けるなら
蒸気機関車の通り過ぎる時間帯になると、温泉施設はどうしても混雑します。温泉施設の裏手の河原に出れば、大井川を横切る鉄橋を、蒸気機関車が汽笛をあげて渡る姿を見ることができますので、混雑する温泉は避けて写真撮影に注力するのも手ですね。
◆大井川鐡道公式サイトはこちら(時刻表も確認できます)
アクセス
住所:島田市川根町笹間度220
ふじのくに茶の都ミュージアム
お茶摘み体験
静岡は、地元新聞に「茶況」が掲載されるほどお茶が根付いた土地ですが、地元民でもお茶摘み体験まではしたことがないという方も多いのでは。日本三大銘茶にも数えられる「静岡茶」の代表格である川根茶や牧之原茶。大井川周辺には、観光客でも気軽にお茶摘み体験ができる施設が揃っています。
奥大井に位置する川根本町の茶摘時期はGW連休明けになる場所もありますが、金谷や牧之原周辺ではGW期間中でも茶摘体験ができます。なかには茶娘の衣装もレンタルできるところもあり、お子さんの可愛らしい茶娘&茶息子姿も思い出になること間違いなし。
そんな茶摘体験が気軽にできる施設の一つが「ふじのくに茶の都ミュージアム」。予約は受け付けていないので、公式サイトで体験時間をチェックして早めに到着するようおでかけしたいですね。
◆ふじのくに茶の都ミュージアム公式サイトはこちら
アクセス
住所:島田市金谷富士見町3053番地の2
可睡斎鯉のぼりまつり(袋井市)【注】2019年開催なし
日時:2019年は開催なし
住所:袋井市久能2915-1
画像参照元:可睡斎公式サイト
可睡斎といえば、法多山、油山寺とならぶ遠州三山で、新春から3月にかけて行われるひな人形まつりでも有名です。境内にずらりと並ぶひな人形は、家庭で不要になり奉納されたものを供養前に飾っているそうですが、同様に奉納された鯉のぼりも、目標を1000匹に、2014年から子どもの日にあわせて境内に飾られます。
【注】2019年は「こいのぼりまつり」開催なし
例年、鯉のぼりの飾られるエリアは、ぼたん苑前の放生池とその奥に続くぼたん苑。ひなまつりのメイン会場である瑞龍閣とは反対側のエリアになります。
ぼたん苑は3,000坪の広さを誇り、飾られる鯉のぼりも年によって変動がありますがその数300~500匹ほどを数えるそうです。放生池には本物の鯉が泳いでいるため、さながら水の中と空の上を鯉が行ったり来たりしているように感じるのも魅力の一つです。
可睡斎では4月10日から5月6日までぼたんまつりも開催中(拝観料500円、小学生以下無料)。鯉のぼりがあがっていなくとも、季節の彩りを楽しみたいですね。鯉のぼりまつり、2020年の復活を期待します!
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可睡斎ひなまつり
毎年5万人が訪れ2019年には第5回を数える可睡斎ひなまつり。訪問時期は1月がおすすめ。2月からは混み合います。
いかがでしたか。
GWのおでかけの参考になったら幸いです!