【初節句】不要になった鯉のぼりや五月飾りの処分方法は?

こんにちわ烏龍茶です。

青空にはためく鯉のぼり。その元気の良さに、子どもの健やかな成長を願う気持ちは時代が変わっても普遍なのだなぁと感じる今日この頃。

けれど、子どもはいつまでも子どものままではない。

時の流れとともに大きく成長し、やがて巣立っていくことを考えると、5月の爽やかな風を受けて踊っていた鯉のぼりも、いずれ手放す日がやってくるのでしょうね。

いつかはやってくるだろうそんな日を、今から考えても仕方がないのですが…。縁起物の鯉のぼりだからこそ手放し方には気を遣いたいと思い、どのような方法があるのかを調べてみました。

 

地元や団体に寄付する

まだ鯉のぼりとして使える状態であれば、まずは寄付を考えてみようかなと思いました。インターネットで「鯉のぼり募集」と検索するだけで、ずらりと募集の記事が並びます。

烏龍家では、5月の連休が近づくと各地で開催される鯉のぼりイベントに出かけることが多いのですが、ここ数年で町おこしの一環として鯉のぼりイベントを行う地域が多くなってきているように感じます。

家庭であげる鯉のぼりは、毎日あげおろしされることが多いと思いますが、数多くの鯉のぼりをあげるイベントではそうもいかない。あげるだけでもかなりの作業量だったりします。

一度あげたら期間が終わるまであげっぱなしというところがほとんどでしょう。

 

一般的に鯉のぼりの素材はポリエステルやナイロン、サテン生地のものが多く、耐久性に差があるものの、長く雨風や紫外線にさらされる鯉のぼりは、それだけ変色だったり生地が裂けたりと傷みがでてきやすいものです。

鯉のぼりイベントを継続していくために、広く一般から寄付を募っている団体が多いこともうなずけますよね。

寄付した鯉のぼりはどれかなぁ…?なんて、見に行く楽しみにもつながるかもしれませんね。

鯉のぼり

 

寄付先の候補としては、次のものがあります。

各市町村

各市町村で鯉のぼりを募集している場合があります。地元で鯉のぼりイベントを開催しているようなら、問い合わせてみる価値はありそうですね。

親御さんやご自身の出身地の場合は、帰省時に寄付した鯉のぼりを目にする機会があるかもしれませんね。

 

学校・幼稚園・保育園など

学校や幼稚園、保育園で鯉のぼりをあげているところは多くあります。幼稚園、保育園ではあげている率が高そうですね。子どもが喜ぶからという理由で、長い期間あげている園もあるので傷みが早いかもしれません。

学校や園では、鯉のぼりはあげるだけでなく、「鯉のぼりくぐり」に使われることも。鯉のぼりの中をくぐるスピードを競争したり、ただひたすらくぐることを楽しんだり。鯉のぼりをくぐると、丈夫で健康な体に成長するなんてことも言われているようです。

 

 

各種団体

各地で行われる鯉のぼりプロジェクトに寄付するのも一つの手です。

鯉のぼりプロジェクトに寄付する場合は、色や状態など、寄付の対象となる条件をよく確認してから行いたいですね。

 

◆震災青い鯉のぼりプロジェクト◆
http://www.ryukoutengoku.info/kibounotsuzumi/ritsu.html

画像参照元:青い鯉のぼりプロジェクトfacebook

 

供養する

寄付できるほどの状態にない場合は、やむなく処分ということになります。心情的にゴミとして廃棄するのはちょっと…という場合は、お寺や神社で供養してもらう方法もあります。

鯉のぼりの供養は人形供養とあわせて行われることが多いようです。お寺や神社によっては人形供養そのものを受けていないところもあるほか、受付期間が限定されていることもあるので、事前に問い合わせると安心ですね。

 

廃棄する

鯉のぼりは、ほとんどの市町村で燃えるゴミとして処分ができますが、鯉のぼり以外のポールや矢車部分は燃えないゴミになることが多いと思います。

ゴミとして出す場合は、各自治体のルールを確認してから出すようにしましょう。


いかがでしたか。

長く愛用したい鯉のぼり。参考になれば幸いです。