こんにちわ烏龍茶です。
法多山名物「厄除け団子」。静岡県民なら一度は食べたことがあるのではないでしょうか。お値段もお手頃で、自分で食べるも良し、お土産に買って帰るも良し。烏龍家では年に3回くらいは食べる機会があります。
「法多山」と親しまれるお寺は、静岡県西部は袋井市に位置し、正式名称を厄除観音法多山永尊寺といいます。厄除けのご祈祷はもちろん、初詣から合格祈願、七五三のお参りのため、一年を通じて静岡県内のみならず近隣他県からも多くの参拝客が訪れる由緒あるお寺です。
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もくじ
名物「厄除け団子」
そんな法多山の名物が「厄除け団子」。境内の「だんご茶屋」でお茶とともにいただける団子が1皿200円(2カサ)、お土産にピッタリな箱入り600円(6カサ入り)、1,200円(12カサ入り)の販売があります。
パッケージに記載がありますが、消費期限は翌日です。
烏龍家では、その日のうちにお届けできる日にだけお土産用を買うことにしています。その消費期限の短さからか、「厄除け団子」はごくまれにしかイベント等で買える機会がなく、法多山に行かないと買えないレア感もあって大変喜ばれます。
子どもも夢中になって食べる厄除け団子。
程よい餡の甘さと、もちもちっと柔らかな団子が相まってとても美味しいです。
期間限定「厄除け団子」
法多山では、通常の厄除け団子のほかにも、季節限定で「さくらだんご」や「茶だんご」の厄除け団子が販売されることがあります。
画像参照元:「厄除観音法多山永尊寺公式サイト」
◆「さくらだんご」は桜花が練り込まれた、春の優しい味わいのお団子。桜の季節に販売されます。
◆「茶団子」は100日分のご利益があるといわれる縁日限定のお団子で、生地に地元袋井産のお茶が練り込まれています。毎月の縁日は法多山公式サイトでご案内されますので、縁日にあわせてお参りするのもよいのではないでしょうか。
◆夏には、7月8月限定で、かき氷に厄除け団子が添えられた「おだんご屋さんのかき氷」も販売されますよ。お味は「遠州抹茶」と「静岡紅ほっぺ」の2種類。うーん、どちらも美味しそう!
◆ちなみに烏龍家では、「みたらし団子」を食べたことがあるのですが、他にも限定団子があるのかな?
画像は以前、記念に撮影してあった販売案内ですが、これを見る限りでは紅葉の季節限定っぽいですね。
是非いつの日か全ての厄除け団子を制覇したい…!と、ひそかに目論む烏龍茶です。
「厄除け団子」を購入できる場所
「だんご茶屋」
「厄除け団子」は、本堂に至るまでのハードな階段を登ってお参りを済ませ、帰り道に境内にある「だんご茶屋」で買い求めるのが一般的です。限定団子のなかには「だんご茶屋」でしか食べられないものもありますしね。夏季限定の「おだんご屋さんのかき氷」もそのひとつ。長い長~い階段の昇り降りでハァハァしている時に食べるかき氷は格別でしょうね。
ただ、こんな時ってありますよね。
ーお土産にちょっと買いたいな、
とか、
ーお参りはまた今度で、
とか。
あの美味しさに出会うためにはある程度の苦労も必要な気もしますが、やはり手軽に手に入れば嬉しいですよね。
厄除け団子企業組合「だんご工場」
実は、数年前から法多山に詣でることなく購入できる場所があるんです。
法多山に続く沿道に、その場所はあります。厄除け団子企業組合のだんご工場ががそれです。だんご工場では、お土産用の箱入りを購入することができます。ここの駐車場は無料で停めることができるので、それも嬉しいところですよね。烏龍家では、袋井方面にちょっと遊びに行った帰りなどには寄らせていただくことが多いです。
せっかくなのでお参りもしたいところですが、時間がない時などはだんご工場の方をチェックしてみてくださいね。
「厄除けだんご」の食べ方
実はあるらしいですね~。
というよりは、言い伝えのようなもので正式なものではないようですが。
こんな記載を見つけました。
5本の串に刺された団子。
この5本は身体全体を表しているのだといいます。厄除観音境内で売られ、その形の珍しさから団子にまつわる様々な厄除け法が参拝者の中で言い伝えられました。その1「串が5本で1つの団子、他の人と分けて食べてはいけない」。
その2「5本を一度に口に入れないとご利益がない」。
その3「厄除け祈願に行った人が団子を持ち帰っても自分は食べない」。
その4「厄年の人は、食べ終わった串を捨てれば厄が落ちる」。
その5「2カサを買い、1カサは境内の川に流して厄を落とす」。
その6「5箱、10箱と買った団子を近所に配って厄を落とす」、等々。団子に「厄除け」の意味を込めて生まれた伝えですが、正式には「厄除法多山」の「名物団子」。 法多山と、境内だけで手に入る団子に託す参拝者の強い思いが伺えます。
参照元:のんびりゆったり まいーか浜松
いかがでしたか。
どんな食べ方でもその美味しさは変わらない「厄除け団子」。
さて、今度はどんな食べ方しようかな。
お参りの際には是非お試しくださいね。