「しまじろう」といえば、通信教育で有名な株式会社ベネッセコーポレーションの乳幼児を対象とした通信講座<こどもちゃれんじ>のメインキャラクターです。
今回の記事では、<こどもちゃれんじ>のエデュトイ(教材おもちゃ)が故障した時の対応をご紹介したいと思います。
もくじ
<こどもちゃれんじ>とは
<こどもちゃれんじ>は、生後6か月から小学校入学前まで、月齢、年齢に応じた教材を毎月送ってくれる通信講座です。教材としての質が高く、遊びながら考える力が身につくステップがわかりやすく、赤ちゃん~幼児期の習い事として、まず候補に挙がるのではないでしょうか。
烏龍家でも0歳児の頃に<こどもちゃれんじ>babyでスタートして、<こどもちゃんれんじ>じゃんぷの途中まで継続しました。
ちなみに、<こどもちゃれんじ>のコースは年齢に応じて次のとおりに分かれています。さらに3歳の頃になると、幼稚園か保育園かなど家庭の保育状況によってもコースを選択することになります。
◆0・1歳向け baby →烏龍家でもスタート
◆1・2歳向け ぷち
◆2・3歳向け ぽけっと
◆3・4歳(年少さん)向け ほっぷ
◆4・5歳(年中さん)向け すてっぷ
◆5・6歳(年長さん)向け じゃんぷ →烏龍家はこの途中で断念
◆小学生からは「進研ゼミ」に
基本の講座に加えて、しまじろうの英語(こどもちゃれんじEnglish)、オプション有料教材リズムアンドダンス(こどもちゃれんじ+プラス)も受講していました。
<こどもちゃれんじ>のエデュトイは、見た目もカラフルで可愛いものがたくさん!長年の研究による考え抜かれた知育グッズが手に入ることから、「そこらのオモチャを買うよりいいか」と考えて始める家庭も多そうですね。
しかも、子どもが多少乱暴に扱っても壊れないように頑丈な作りになっているので、兄弟姉妹で長年にわたって愛用している家庭も多いのではないでしょうか。
ベネッセが通信教育の市場に占める割合は実に83%(2016年度、未就学児向け、および小学生から高校生向けまでの合算)、2018年4月時点での「進研ゼミ」<こどもちゃれんじ>の会員数は257万人だそうです。
(いずれの数字も当社サイト「株主・投資家情報」による)
この数字を見ると、<こどもちゃれんじ>の入会率もなかなか高そうですね。烏龍家の周囲でも、しまじろうをやっているお友達はかなり多かったです。
「はてなんだくん」とは
2.3歳向けの<こどもちゃんれんじ>ぽけっと10月号で届く「はてなんだくん」。音声タッチペンで、ペンの先端を専用の絵本に軽くタッチすると、ページに組み込まれた音声情報が「はてなんだくん」を通じて聴けるという優れもの。
最近では、こうした音声ペンをタッチして「しゃべる〇〇」といった教材が増えていますね。これも技術進化がなせる業。私の子ども時代には考えられない学習法です。
「はてなんだくん」は、その後に送られてくる教材と組み合わせて「ひらがな」の学習などにも活用するため、長期に渡って使うことになります。
ところがなんと、久しぶりに公式サイトをのぞいてみるとぽけっとでもらえる音声タッチペンが「はてなんだくん」から「はてなくん」に変わっていました。愛称も違えば、姿カタチも違う!
「はてなんだくん」。キミはもういなくなってしまうの…?
と、感傷に浸ってしまいましたが、実は公式サイトから姿を消してしまう前に(「はてなくん」に全面シフトなのか不明ですが)、烏龍家では一足お先に「はてなんだくん」とお別れの時が来てしまったのです。
「はてなんだくん」が反応しない場合の対応
退会後も、たまに思い出したように使っていた「はてなんだくん」。ところがある日、電源を押しても反応しない。電池を変えても、しゃべらない。
「はてなんだくん」が故障した!
あわててネットで検索すると、「はてなんだくん」が反応しなくなった場合の対応はこちら。
- 電池を交換する
- リセットして電源を入れなおす
- お問い合わせ窓口へ連絡 →交換、再購入、あきらめる
まず、単純に電池切れかもしれないので、新しい電池に入れ替えてみました。入れ替え後の電池ももしかしたら経年により残量が少ないのかもしれないので、念のため他の電池に取り替えてみて再度チャレンジ。→ 反応なし
公式サイトの案内どおり、電池切れでない場合は「はてなんだくん」の電源スイッチの下にあるリセットスイッチを先のとがったもので押してから電源を入れてみました。→ 反応なし。
これは、お問い合わせ窓口行きですね。
コールセンターにピピピ。
「はてなんだくん」を手に入れる方法
コールセンターにつながり事情を説明。
この時、すでに退会していることも告げました。
会員番号が分からなかったので、住所や電話番号、名前など(詳細は忘れましたが)を聞かれました。入会履歴を確認しているようです。
結論からいうと、我が家の場合は諦めるしかありませんでした。
案内された内容は、
- お届けから6か月以内であれば、交換または再購入が可能。
- 手元にはてなんだくんがある場合(故障)は新しいものと「交換」
- 手元にはてなんだくんがない場合(紛失)は「再購入」
「はてなんだくん」のようにその後も継続して使用する教材の場合は、入会時期によってお届け号が違うと思うので「6か月以内」がポイントですね。
この条件にはまれば、たとえ退会後であっても新しい「はてなんだくん」に出会える可能性があったわけですね。
ただ、上に記載したように、「はてなんだくん」から「はてなくん」にリニューアルされたと考えられるため、在庫が少なくなっていく今後は新たに入手するのは難しくなるかもしれません。
また、ネットで検索してみると、故障時のこれらの対応は結果が分かれるところであり(交換できた・できない、まるごと再購入だったなどなど)、恐らく応対マニュアルが見直されただとか、在庫の問題などでケース・バイ・ケースになるのでしょうね。まずは、窓口に相談してみるのがいいのではないでしょうか。
さて、公式に入手困難となると、最終的な手段としてはメルカリなどで中古品を購入することになります。メルカリでも、「しまじろう」で検索しただけでもかなりの件数がヒットします。やはりしまじろう人気は絶大ですね。
中古品購入時の注意点
「はてなんだくん」に限らず、<こどもちゃんれんじ>の教材・エデュトイは、毎年改良が重ねられているため、購入時期によっては同じエデュトイに見えてもボタンの大きさだったり色など内容が変わっている場合があります。
実際におさがりでいただいたエデュトイと、自分で入会して届いたエデュトイを比べると、リニューアルされているものが多かったです。
同じ「はてなんだくん」でも、入会時期によっては内容が違うため、時期のずれた絵本をタッチしても反応しない箇所があったりするみたいですよ。
公式サイトでは見分け方の記載があります。
- No : 42074
- 公開日時 : 2017/11/15 17:29
Q:兄弟で持っている「はてなんだくん」で、反応しません。
A:2017年度にお届けしているはてなんだくんは、2017年度のぽけっとと2018年度のほっぷでお届けする連動教材とのみ一緒に活用できるようになっています。ご兄弟のお持ちの絵本やレジセット、レストランセットではご活用いただけません。本体裏面の電源ボタンに水色の印刷があるものが、2017年度の「はてなんだくん」オレンジの印刷のあるものが、2016年度の「はてなんだくん」白色の印刷があるものが、2015年度以前の「はてなんだくん」になります。
メルカリなどで中古品を購入する場合は、出品者に入会時期を確認するなど注意が必要ですね。
まとめ
- <こどもちゃれんじ>のエデュトイは、故障・紛失にも対応してくれるけど、お届けから6か月以内と対応期限がある。まずは問い合わせ窓口に相談を。
- エデュトイは改良を重ねることで、知育プログラムの教材として秀逸な出来上がりになっている。入会時期によっては同じように見えるエデュトイでも内容が違う場合あり。
- 中古品購入は、どの時期のエデュトイなのか(動作対象なのか)確認してからにすること。
いかがでしたか。良いモノは長く愛用したいものですね。
参考になったら幸いです。