こんにちわ烏龍茶です。
雪の少ない地方に住んでいると、子どもが雪に触れる機会はそう多くありません。地元で行われる雪遊びイベントもいいけれど、ふかふかの雪と戯れるまではいかず。一面の雪に囲まれて雪遊びをさせてあげたい!となると、いよいよ本格的にスキー場に繰り出すことになります。
そうなると、ウェアも本気で揃える必要が出てくるのですが、悩ましいのが服装。子どもの成長と使用頻度を考えると…なるべく必要最低限に抑えたい!
しかも、烏龍家の場合、両親ともにウィンタースポーツにほぼご縁がなく、子どもと一緒に雪遊びする程度です。この記事では、そんな子どもと雪遊びするための大人&子どもの最低限の服装&持ち物をご紹介したいと思います。
もくじ
雪遊びの服装【大人編】
子どもと大人では行動パターンが異なるため(雪の山に飛び込む、とか)、用意する装備も若干変わってきます。
- スキーウェア・スノボーウェアのズボン
- スノー手袋
- 帽子
- ブーツ
大人の場合は、最低限、上記4つがあればなんとか快適に雪遊びを楽しむことができると思います。
スキーウェア・スノボーウェアのズボン
完全防水のズボン、これは必須。いわゆるスノーパンツですね。おしりのつなぎ目はない方がいいと言われています。
ちなみにジャケットはスキー用・スノボー用があればベストですが、タウン用のダウンジャケットでも事足ります。ロングサイズのものは、おしり部分を念入りに防水スプレーをしましょう。
防水スプレーは、ウェア生地にあったものを選ぶ必要があります。防水スプレーには、フッ素系のものとシリコン系のものがありますが、一般的にスノーウェアのような生地にはシリコン系のものが適しているようです。
防水スプレーは、生地がしっとり湿る程度スプレーした後に、しっかり乾燥させることで防水効果を発揮します。雪遊びに行くことが決まったら早めに用意しておくといいと思います。
しかも、意外と「量」を使うので、まとめて何本か購入しておくのが◎。雪遊びの間に防水効果が落ちてくるので、お泊りで雪遊びに行く場合は旅先に持っていってスプレーし直すといいですよ。
私の場合は、スキーを嗜む習慣がないのでウェアも持っておらず…。初めての雪遊びの際は、ばあばのスノーパンツを借りていきました。
スキーウェアのデザインや柄は、時代とともにかなり流行が変わっているようで、昔のものはとにかくバブル時代を彷彿とする柄&柄&柄!蛍光色!!というド派手なものも珍しくないですが(スキー場では探しやすくて良い気もするのですが)、ズボンはそこまで流行り廃りがわかりにくいので、昔のウェアを引っ張り出してきたもので十分だと思います。
自前のものを1本持っておきたいということであれば、スノーパンツだけでも購入することができます。
これで、子どもと一緒に安心してどっこいしょと腰を落ち着けて雪と戯れることができます。
スノー手袋
雪の感触を指先で楽しんで…なんて幻想は、雪の上に降り立って3秒で消えます。手袋は、タウン用のものでなく、必ず雪遊び用の防水のものを用意しましょう。防水スプレーもお忘れなく。
子どものお世話をするために、どうしても手袋をはめたり外したりする機会が多くなります。紛失しないように気をつけたいですね。子ども編でご紹介する「手袋をなくさない方法」が、大人用でも活用できますので試してみてください。
帽子
帽子はニット帽で十分。ですが、帽子がないと頭が本当に寒い!雪山に帽子はマストです。
雪という環境下に慣れていない私は、帽子なんてなくったって寒さを我慢すりゃぁいいんでしょ、ええ、かかってらっしゃいくらいになめて考えていたのですが、雪がちらつく日には、帽子がないとフツーに髪の毛がだんだんビショ濡れになってくるんですよね。よく考えれば当然なのですが。ああ、なんて浅はかだったんだ。
帽子を被ると、髪の毛がぺちゃんこになって…というのも気になるところ。私も実はこれを気にしていたわけですが。
大丈夫!そんなに人はアナタを見ていません^^。温かさを最優先しましょう!
ニット帽の上からウェアのフード部分をすっぽりかぶってしまえば、だいたい温かさはキープできると思います。
耳当て部分のあるニット帽だとさらに嬉しいです
ブーツ
ブーツは、スノーブーツであればなお安心ですが、雪遊び程度の場合は、普段使いしているムートンブーツ・ボアブーツでもなんとかなります。
ムートンブーツやボアブーツはもともと撥水加工されているものも多いです。
スノーブーツと比べて靴底が滑りやすいので、坂になっているところを移動するときには十分注意してくださいね。特に、まだ抱っこ抱っこ期の子ども連れの場合などは、すってんころりんが一番怖い。
一方、雨のおでかけに履くような長靴は足底から冷えてしまいNG。
靴下の替えは忘れずに持っていくようにしましょう。普段の靴下であれば、2枚重ね履きが安心です。
以上、大人編でした。
いかがでしたか。大人はサイズアウトを気にしなくていいので、これを機会に新しいものを購入してもよいですよね。
まずは最低限の手持ちのものでトライしてみて、シーズンアウトした頃に来年以降用を安く手にいれることも検討してみてください。自分のもの、新しいものを手にすることで、また雪山に遊びに行こうという気持ちも盛り上がりますよ!
次はいよいよ子ども編です。
雪遊びの服装【子ども編】
- スキーウェア・スノボーウェア
- スノー手袋
- 帽子
- ブーツ
- 靴下
- 肌着・インナー
子どもの服装で気にすべきことは、防寒対策と汗かき対策。
これを怠ると、せっかく遠方まで雪遊びに来たのに、寒さにブルブル震えて「もう帰りた~い」となってしまいます。大人からすると「もう、せっかく連れてきたのに!!」と苦労も水の泡、雪とともに溶解、となると切ない。どうせなら、たっぷり(大人は翌日にお疲れを残さない程度に…)遊びたいですもんね。
防寒対策、汗かき対策に重要なのは着替えです。肌着、靴下、タオルは必ず予備リュックにいれて持っていきましょう。
では、詳しくご紹介していきます。
スキーウェア・スノーウェア
子どものスキーウェア・スノーウェアは、大きくジャンプスーツとセパレートタイプがあります。
- ジャンプスーツ:上下がつながっている、いわゆる「つなぎ」
- セパレートタイプ:ジャケットとパンツが別々になっている
ジャンプスーツ
赤ちゃん~2歳くらいまでは、ジャンプスーツが主流のようですね。
次男1歳5か月、初めての雪遊び。
耳と、おててが冷たそう!
ジャンプスーツはすっぽり体を包むことになるので、雪の中ではしゃぎまわってもウェアの内部に雪が入り込む可能性も少なく安心。
なんといっても、その見た目が可愛いですよね。
フード部分の耳を揺らしてヨチヨチ歩く姿、思わず抱きしめたくなります。
つなぎタイプの服装は、抱っこの時もウェアが乱れることがないので、お腹がぺローンと出てしまうこともないのが嬉しいですよね。
難点は、脱いだり着たりが面倒なところ。
オムツ時代であれば、そこまで頻繁にトイレに行かずに済みますが、ある程度トイレトレーニングが進むと、オムツをつけていても本人がトイレでしたがることも多いと思います。
最近では、ジャンプスーツでも脱がずにトイレができるように、おしり部分に工夫がされているウェアもあるようですが、オムツが外れた頃にはセパレートタイプに移行するのがいいと思います。
こちらの画像のジャンプスーツ(色ネイビー)は普段着用にユニクロで購入したもの。1シーズンだけだし大丈夫かなと思っていたのですが、中綿が薄く、やっぱり寒そうでした。
こちらの画像のジャンプスーツ(色ホワイト)はGAPのもの。
これくらいふかふか感があると安心ですが、ジャンプスーツの中には足の部分を折り曲げてすっぽり覆うタイプのものもあるので、靴が履けない…。
普段着用としてもうまく使いまわしたい方は、その点も考慮にいれて選びたいですね。
セパレートタイプ
オムツが外れた頃からは、トイレに行っても脱ぎ着が楽チンなセパレートタイプが人気。
子ども用のスキーウェア・スノーウェアのなかには、サイズ調節ができるものも多く、翌年も着られるのが嬉しいところ。我が家は結局3年使い回しています。
手持ちのウェアは、サイズ表示を基準に前後15センチほどの身長に対応しています。
調整はヒモを引っ張って行うので、とても簡単です。
スノー手袋
子ども用の手袋は、5本指ではなくミトンタイプがおすすめ。
雪の感触を指で確かめるのも、子どもの体験として素晴らしいですね。
ところが、雪ダルマをつくったり、雪合戦をしたりとなると手袋は必須です。手袋なしでは、とても外にいれたものではありません。
幼少期の間は、指の間が分かれていないミトンタイプがおすすめです。
5本指タイプのものは、寒さのなか、親も手がかじかんでいる状態で子どもに装着するのは至難の業。むろん、子どもが自分で上手に装着できるわけもなく、親も子も苛立ちが募っていいことなしです。
ネット購入する場合は、お子さんの手のサイズや、手首の部分が入れやすいかなど、よくレビューや商品説明を確認してみてください。まれに、手首部分のストレッチがまるでなくて、入れるのに手首折れるんじゃないかってのがあります。
無事にスノー手袋を購入したとして。
子どもって、すぐに手袋を脱ぎたがるんですよね。あれ?うちの子だけかな。夏場に帽子をなかなか被ってくれないというお悩みもよく聞きますが、基本的に子どもってフリーな感覚が好きなんでしょうか。
オールシーズン悩みは尽きませんが、スノー手袋についてはこんな方法はいかがでしょうか。
手袋をなくさない方法
- ヒモを通してウェアの中を通す
- ゴムをつけて手首につける
ヒモを通す方法は、図解するとこんな感じです。
赤い線が手袋につけたヒモです。
絵心がなくてすみません…。
もとからヒモがセットで販売されている手袋もあります。手袋にはだいたいフックをかける部分がついています。ポイントは、ウェアを着る前に手袋を装着して、袖のなかにヒモが通るようにすることです。安全のためにも必ずそうしてくださいね。
ゴムをつけて手首につける方法は、こんな感じです。
手袋のフック部分に、100均で売っている髪の毛を結わうゴムなどで輪っかをつけます。
手首に通しておしまい。
手袋を外してしまっても、このとおりどこかに落としてくることがなくなりますよ。
帽子
大人と同様、ニット帽で大丈夫です。
雪遊びのために購入する場合は、耳あての部分があるのを選ぶとよいですよ。脱げにくいし、温かいです。
ブーツ
できればスノーブーツを。
大人同様、ボアブーツやムートンブーツでも代用可能ですが、雪原を走り回りたい子どもには滑り止めがちゃんと効くスノーブーツが安心。
長靴は底が薄くて冷えるのでやめた方が無難。
靴下もできるだけ2枚重ねて履かせてあげましょう。
画像のスノーブーツ(色ネイビーと赤)は、内部のボア部分の取り外しが可能で、普段は長靴としてオールシーズン使用できるところが気に入っています。
長靴は、雨の日のおでかけだけでなく、畑仕事の時にも重宝します。
畑仕事のお手伝いも大好きな我が子の場合は、登板回数が意外に多いです。
靴下
スノー用の靴下はかなり厚手。
靴のサイズにも注意しよう。
雪遊びでの足元対策は重要です。
靴下は2枚履きにするか、そう高いものでもないのでスノー用のしっかりしたものを購入した方が安心だと思います。
最近のウェアは、靴に雪が入ってこない構造になっているのですが、そこは子どものこと。靴下の替えは必ず持っていくようにしましょう。
ちなみに、普段用のボアブーツやムートンブーツを履く場合は、普段は大丈夫なのに靴下の厚みで靴がきつい…!ということもあるので、お家で試着してみることをおすすめします。
ちなみ、こちらの画像はフットカバー。
ズボンの中に雪が入ってこないように対策するものです。
靴底にゴム部分をひっかけて装着します。
靴に雪が入らないか心配という場合は、スノー用のフットカバーも販売されています。見た感じレッグウォーマーのようですが、防水仕様でしっかりとした作りです。
装着していると可愛いのですが、なくてもなんとかなります。
肌着・インナー
雪遊びの時の肌着やインナーは、綿素材のものは避けるようにします。
綿素材のものは濡れた場合に乾きにくく、風邪のもとらしい。たしかに、ユニクロのヒートテックなんかは、日常でも速乾性に驚きますよね。
個人的にフリーズ素材に苦手意識があるのですが、雪遊びのときはフル活用!
ヒートテックのインナー、レギンス、などなどスノーウェアの下はユニクロでほぼ固めてあります。薄手のため重ね着しやすいところと、着替えに複数枚用意したいので、お財布にも優しいお値段設定が嬉しいですね。
いかがでしたか。参考になれば幸いです。
★こちらもおすすめ★