【鼻づまり解消】赤ちゃんのお鼻をすっきりさせてあげたい時の便利グッズ

こんにちわ烏龍茶です。

冬の寒さが遠のき、穏やかな風が運んでくるのは春の訪れ。

 

…ではなくて。

そう、あれですあれ。国民の敵に君臨して以降、その座を降りる気配を見せない花粉、花粉、花粉。スギ花粉~っっっ、キーっ!!!目が痒いんじゃっ。

そんなわけでここ数日ティッシュを手離せない日々を送っているのですが、花粉症の鼻水ってさらさらしているので、諦めがちになると垂れ流しになるんですよね。つつつつーっと。

それでティッシュでひいこら拭くと、やがて鼻の周りがひりひりしてきて、もうほんとなんでもかんでも、どうにもこうにも、いい加減イヤになってくるんだよーうう(涙)。

 

そんな大人でもツライ鼻水、鼻づまり。自分で鼻がかめない赤ちゃんや幼児期の子どもの場合はどうしていますか

今回の記事では、赤ちゃんの鼻づまりを解消してくれるお助けグッズや、赤ちゃんの鼻水をうまく吸うための使用時のポイントについて書きたいと思います。

 

赤ちゃんの鼻づまりにおすすめのグッズ

生後6か月を過ぎたあたりから、赤ちゃんでも風邪をひくとまぁまぁ本格的な鼻水を垂らすようになってきます。鼻をフガフガさせながら寝ている姿を見ると、可哀そうでなんとかしてあげたくなります。とくに1人目の赤ちゃんだと、窒息してしまうんじゃないかと気が気でなくて、お母さんもぐっすり眠れませんよね。

 

そんな時に是非試してみたい鼻づまり解消グッズがこちら。

  1. ママ鼻水トッテ(丹平製薬)…大人が口で吸うタイプ
  2. 電動鼻水吸引器ベビースマイル(シースター株式会社)…電動で吸いあげるハンディタイプ
  3. 電動鼻水吸引器メルシーポット(シースター株式会社)…電動で吸いあげる据え置きタイプ

そして、鼻づまり解消グッズを使うポイントはこちら。

  1. 赤ちゃんの姿勢
  2. ノズルの当て方
  3. 吸引するタイミング

詳しくご紹介してみたいと思います。

ママ鼻水トッテ

言わずもがな、昔からある親の口で子どもの鼻水を吸い上げる器具が「ママ鼻水トッテ」

おすすめポイント

  • 赤ちゃんの鼻水が逆流しない。
  • チューブが長いので、どんな姿勢でも吸引OK。
  • 携帯OK

気をつけたいポイント

  • こまめに鼻水タンクを洗わないと強烈な臭いを放つ。
  • 鼻水は逆流しないが2次感染は否めない

 

 

いやー、実にダイレクトに商品性をアピールした商品名ですね。そこはパパにお願いしたい…と思っても、「ママ」とご指名を受けちゃあしょうがない。我が子のためには吸う吸う。喜んで吸いますとも。

いやいや、時代を遡れば、赤ちゃんの鼻に直接口を当てて鼻水を吸っていた時代があったんですってね。私の親世代では普通にあったようです。

 

つまり、私も吸われていたと。

 

お母さん、ありがとう。

 

といっても、いくら可愛い我が子とは言え、鼻水を直接吸うってのは相当の覚悟がいるもので。そんな時代の要請とともに誕生したのがこちらの「ママ鼻水トッテ」。ダブルチューブ方式を採用しており、赤ちゃんの鼻につながるチューブと、ママの口につながるチューブが別になっているため、鼻水が「逆流しない」のがポイント。

 

電動タイプでもいえることですが、鼻水をとった後の吸引器を放置してはいけません…。つい、後回しになってそのまま忘れた…となると、ものすごい強烈な臭いの元に!!買い直しも頭をよぎるレベルですので要注意です。

 

「ママ鼻水トッテ」はコツをつかめば、ズボズボっと鼻水が取れて達成感も半端なし。一方で、どうしてもお母さんまで風邪をもらっちゃう感は否めないですよね。だって、鼻水まわりの空気を、もろに、しかも思いの丈を込めて吸い込むわけですから。

そうなると、お次に購入を考えるべきなのが電動タイプ。

 

電動鼻水吸引器ベビースマイル

ベビースマイル

こちらは、電動式のハンディタイプ鼻水吸引器。

おすすめポイント

  • 単3電池2本で稼働。フタ付きのため外出先にも携帯できる
  • 部品をバラバラに分解して水洗い可。清潔感を保てる。
  • 3歳頃から自分ひとりで使えるようになる。
  • お母さんが直接吸わないので衛生的
  • 大人にも使える。

気をつけたいポイント

  • 電池が古くなると吸引力が落ちる
  • 鼻水の状態(粘っこい、サラサラ等)によって吸引効果に大幅な差あり。
  • 吸い過ぎると粘膜を傷つけて鼻血ブーになる。
  • こまめに水洗いしないと強烈な臭いを放つ。

 

子どもって、なぜか旅行前になると風邪を引いたりお熱が出たり。けれどキャンセルもできない…そんな場合にも、「ベビースマイル」はフタ付きで外出先への持ち運びにも便利。「ママ鼻水トッテ」に比べるとモーターが内蔵されているだけあって少し重量感はあります。

電池式で、使っているうちに吸引力が落ちてくるので、旅行先に持っていく場合は替えの電池も持っていくと安心ですよ。

 

電動といっても、鼻水の状態によって、面白いほど吸い取れる場合とまったく取れない場合があります。大人でも、鼻の奥に詰まっている状態では、鼻をかんでもかんでもスッキリしないのと同様で、そこまでの吸引力は求めてはいけないのが「ベビースマイル」。

我が家で使用しているのが、旧型のS-302のため、吸引力がアップした新型S-303では「取れない」ストレスも軽減されているかもしれません。

吸引圧の比較

ベビースマイルS-302 -55kPa±10%
ベビースマイルS-303 -62kPa±15%

使用方法

ベビースマイルは、鼻の壁に数秒ノズルを押し当ててからスイッチを入れて使います。スイッチは結構硬くて、「カッチン」としっかり音がするくらい押し込む必要があります。

「取れないな…」と思いながら、つい壁をぐりぐり刺激してしまうと、まれにもの凄い勢いで鼻血が吸い出されることがあります。タンクが鮮血で染まって、かなりビビるのですが、鼻血が出た場合でも子ども本人は特に痛みは感じていないようです。

「ママ鼻水トッテ」で鼻血が出たことはないので、やはりベビースマイルの方が吸引力は上回るのでしょうね。鼻血が出てしまった場合は、ただちに使用を中止しましょう。

 

今では風邪を引くと、自ら「電動ちょうだ~い」とベビースマイルを要求してくる子ども達ですが、非力でスイッチが押せない(笑)。スイッチを入れてあげると、自分でノズルを鼻に突っ込んでぐりぐりしています。すでにティッシュで鼻がかめるのにベビースマイルを使いたがるので、使用感は心地よいのでしょうね。

ちなみに、取扱説明書には、「必ず大人が操作し子どもが自分で吸引することがないようにご注意ください」との文章がありますので、お子さんに使わせる場合には大人が見守ったうえで自己責任でお願いしますね。

子どもがうまく吸えないのをそばで見ていると、「私にやらせれば吸ってみせるのに…!」と妙な闘争心がうずうず芽生えてきます。

 

洗浄方法

「ママ鼻水トッテ」と同様に、こまめな水洗いが必要です。吸引カップやノズルといった部品だけでなく、本体の洗浄も忘れずに。本体といっても、手で握る部分も含めた全体ではないですよ。

本体の洗浄は、容器に水をはり、本体先端部の吸気口と排気口部分を水につけてスイッチを入れることで行います。ブーっという振動音とともに水面が揺れます。5~10秒ほどでOK。そのあとはよく乾かします。

ベビースマイル

分解して、しっかり洗浄しましょう。

月齢の若い赤ちゃんには「ボンジュール」!

月齢の若い赤ちゃんには、ロングシリコンノズル「ボンジュール」がおすすめです。ノズル先端が一般のノズルよりも細く長い設計になっており、小さな鼻の孔にもぴったりフィット。吸引力が期待できます。

通常タイプのノズルで、期待ほど取れないな…なんて感じた場合には試してみる価値ありですよ。

ベビースマイル

 

 

 

右:ボンジュール!

 

 

 

 

実は我が家の「ベビースマイル」は3台目。3代目、かな?電池を入れ替えてもうんともすんとも反応しなくなって、お客様サービスセンターに問い合わせたところ、保証期間内の場合は無料で新品を送ってくれました。

 

「ベビースマイル」では物足りないというアナタ。耳鼻科並みの吸引力を求めるなら、据え置きタイプの電動鼻水吸引器の出番になります。

 

電動鼻水吸引器メルシーポット

我が家は、据え置きタイプの電動鼻水吸引器は購入経験がないのですが、看護師資格を持っているママ友さんは据え置きタイプがマストと言っておりました

例えば、「ベビースマイル」(ハンディタイプ)と、同じ会社が製造している「メルシーポット」(据え置きタイプ)で比較してみると。

吸引圧の比較

「ベビースマイル」(ハンディタイプ)はこうでした。

ベビースマイルS-302 -55kPa±10%
ベビースマイルS-303 -62kPa±15%

 

これが、「メルシーポット」(据え置きタイプ)になると、こうなる。

メルシーポットS-503 -83kPa±20%(最高吸引圧)

 

この違い、歴然ですよね。

耳鼻科並みの吸引力を誇りながら、家庭でも取り扱いやすいコンパクトサイズ&お手入れのし易さ。

価格が1万円オーバーというところさえ許容できれば、一家に1台あってもいいレベルなのではないでしょうか。

 

鼻水はこまめにとってあげた方が中耳炎の防止にもなりますよね。手強いネバネバ鼻水の時には吸引のため耳鼻科に連れて行くこともあるのですが、そうするとどうしても他の風邪をもらってきたりする可能性がある…。

赤ちゃんのお世話時期って、親も風邪ひきやすいんですよねぇ。授乳のため連日連夜の寝不足に加えて、裸族になりがちだからでしょうか。

そんな耳鼻科並みの吸引が家庭でできるのは本当にありがたいと思います。

花粉症の時期には、大人も試したくなりますね。

鼻水を吸引するコツ

最後に、どの鼻水吸引器を使用する場合でも、ズボズボとれるコツがあるのでご紹介します。

赤ちゃんの姿勢

「赤ちゃんの頭をしっかり固定すること」

 

腕に抱かれた赤ちゃんを、優しく撫でるママ。

目と目を見つめ合って微笑みながら鼻水を吸う。

赤ちゃんが微笑みを返す。

すっきりしたよ、ママ、ありがとう。

ーまぁそんな都合よくいかないですって。

 

製品のパッケージには、そんな幸せ溢れるイメージ画像が載っていたりしますが、まずたいていの赤ちゃんは鼻にノズルを入れただけで泣きます。

ごめんよぉぉぉと心の中で叫びながらも、しっかり腿で赤ちゃんの頭を挟んで、顔を覗き込む姿勢がよく鼻水が取れると思います。暴れる子どもの歯みがきをするときと同じ体勢ですね。

赤ちゃんの頭を動かないようにするのは、ノズルが顔の他の部分に当たってしまうことを防ぐ意味もあります。

 

ノズルの当て方

なるべく鼻の奥のほうにノズルを入れたいところです。

まずは鼻の壁に数秒あててから、奥の方に一気に照準をズラして合わせるイメージでやってみるとよく取れます。

鼻水がいるところを探って、角度を少しずつ変えてみるのもおすすめです。

 

長時間吸引を続けると耳を傷める原因にもなるので、吸引時間は数秒にとどめてこまめに繰り返すようにすると安心ですね。吸引していない片方の鼻の孔は押さえてはいけません。

 

吸引するタイミング

お風呂上りの湿った状態がベスト。

日中に吸引したい場合は、蒸しタオルで鼻まわりを温めると効果的ですよ。


いかがでしたか。

子どもも大人も、すっきり通った鼻で快適な生活を送りたいですね。どの鼻水吸引器を購入しようか迷ったときの参考なれば幸いです❤